東日本大震災の影響で発生した、福島第一原発事故。その後大きな社会問題に発展しているのが放射線の問題です。その放射線を一定量遮蔽することができる画期的なカーテンが、(株)アスワンから発売されました。放射線対策カーテン「ファブリシールド」です。

「ファブリシールド」は、生地に放射線の遮蔽効果のある特殊コーティングを施したもの。一般的なコーティングカーテンは、放射線を100％透過してしまいますが、大阪府立大学によるX線（ガンマ線と同等効果がある）の遮蔽実験で21％の遮蔽効果が証明されました。
放射線遮蔽効果の他にも、防炎、断熱、遮音、遮光1級、防汚など、さまざまな機能を有しています。

	【測定条件】 測定区分：X線透過測定 測定場所：大阪府立大学線源棟第３照射室 X線装置の形式：TOSHIBA EX-260GH-3 試験管電圧：100kV 測定機器：ラドコン　VICTOREEN Model500 　　 プロープ　VICTOREEN 550-4-T X線ビームの大きさ：22mmφ 測定方法：発生装置からのＸ線を総ろ過(ベリリウム 1mmt+アルミ2mmt+銅0.3mmt)、直径22mmφの鉛コリメーターで絞り試料を透過させ、透過したX線の線量率を計測器で測定した。測定は測定1点に対し10回の測定を行い平均処理を行った。

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