東リ(株)から新発売されたオーダーカーテンコレクション「PLUS BONHEUR（プラスボヌール）2016-2019」より、人気シリーズ「リヨン織物美術館」の新柄が登場しました。

「リヨン織物美術館」は、「フランスの美の結晶」といわれるリヨン織物美術館所蔵の歴史的ファブリックスを、カーテンとして現代に復刻させたシリーズです。
　フランス・リヨンは、16世紀半ばから世界的な絹織物の生産地として発展してきました。1801年にはリヨン生まれのジョゼフ・マリー・ジャカールによって、現在でも使われる「ジャカード織機」の基礎となった機械式織機が考案されたことから、まさに織物の聖地として栄えます。そのときに問題となったのがデザインの意匠権問題。そこで当時の生産者は自社が開発したデザインをリヨンの商工会議所に登録します。この商工会議所が開館したのが「リヨン織物美術館」で、今も商工会議所によって運営されています。

この「リヨン織物美術館」のデザインを復刻したのが東リオーダーカーテン「リヨン織物美術館」シリーズです。当時のデザインをそのまま復刻したものから、現代風にアレンジしたものまでさまざまですが、いずれも緻密で格調高いデザインとなっています。もちろん開発したカーテンは、美術館に承認を得て商品化されます。
本当に美しいものは時代を超える力を持っています。



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