カーテン・ブラインド関連の世界最大の見本市「ハイムテキスタイル2020」が、1月7日〜11日の4日間、ドイツ・フランクフルトにて開催されました。
「ハイムテキスタイル」は、開催国のドイツをはじめ、フランス、イギリス、イタリア、スペイン、オランダ、ポルトガルなどのヨーロッパ各国をはじめ、トルコ、中国、インドといったテキスタイル生産の盛んな地域も含め、世界65カ国から約3000社のメーカーが集結する世界最大のテキスタイル関連見本市です。
毎年年初に行われる、この「ハイムテキスタイル」には世界中から約7万人が来場します。日本からも多くのカーテン業界関係者が訪れるなど、まさに年初の風物詩となっています。「カーテン買うならこのお店」を運営する、「インテリアビジネスニュース」編集部も、カーテン業界でもっとも注目されるこの「ハイムテキスタイル」の動向を取材するため、毎年視察に行っています。
もちろん、「カーテン買うならこのお店」の登録店の多くも、カーテン生地の仕入れのため、そして本場のカーテントレンドの勉強のために来場します。今年も会場で多くのカーテン専門店さんとお会いしました。
「ハイムテキスタイル」において、もっとも重要な展示が「トレンドスペース」です。「トレンドスペース」は、ファッションでいえば「パリコレ」のようなもので、世界最先端のデザイントレンドが集まります。
今年は「WHERE I BELONG」というメインテーマの下、「MAXIMUMGLAM」「PURE SPIRITUAL」「ACTIVEURBAN」「HERITAGE LUX」「MULTILOCAL」という5カテゴリが設定され、それぞれのデザインイメージが大きなインスターレーションで表現されました。次回は、それぞれのカテゴリイメージを紹介します。