「グリーン住宅ポイント制度」スタート 「窓リフォーム」+カーテンで省エネ性能の高い美しい窓辺を実現しましょう!

 今国会での令和2年度第3次補正予算成立によって、「グリーン住宅ポイント制度」が正式にスタートしました。「グリーン住宅ポイント制度」とは、一定の性能を有する住宅の新築やリフォームに対して、商品や追加工事と交換できるポイントがもらえる制度です。新築では最大40万ポイント(40万円相当)、リフォームでは最大30万ポイント(30万円相当)がもらえます。また若者世帯(申請者が40歳未満の世帯)と子育て世帯(18歳未満のお子さんがいる世帯)最大45万〜60万ポイントまで拡大されます。まさにリフォームを実施する大チャンスですね。

 「グリーン住宅ポイント制度」の狙いは、新型コロナウイルスによって落ち込んだ経済を回復させようということもありますが、基本的な考え方は、省エネ(断熱)性能の高い住宅の普及です。日本の住宅というのは世界的にも実は非常に省エネ性能が低く、冷暖房設備をガンガンつけないといけなくて、そうなると当然燃料をたくさんつかってCO2もたくさん排出していまいます。それではいけない、ということで省エネ性能の高い住宅を増やすために「グリーン住宅ポイント制度」が創設されたわけです。

住宅の断熱性アップは「窓」がポイント

 さて、日本の住宅において、断熱性能でもっとも大きな課題となっているのが「窓」です。冬は約50%の熱が「窓」から部屋の外に逃げてしまい、夏は約70%の熱が「窓」から部屋に侵入していまいます。これが冬は寒くて夏は暑くなる原因です。海外の住宅は、それを防ぐために断熱性能がものすごく高い「窓」になっています。

 この「窓」の断熱性能を「窓リフォーム」によって高めようというのが、「グリーン住宅ポイント制度」の目的の1つです(注:同制度は「窓リフォーム」以外の工事も対象としていますが「カーテン買うならこのお店」として「窓リフォーム」をピックアップしています)。「窓リフォーム」にお得なポイントを付与することで断熱性能の高い「窓」を普及させようというわけです。これは利用しない手はありませんね、

 「窓リフォーム」には、既存の窓サッシのガラスを替える「ガラス交換」、既存の窓の枠内にもう1つ窓を取り付ける「内窓設置」、そして窓ごと交換する「外窓交換」の3つがあります。「グリーン住宅ポイント制度」では、その3つの「窓リフォーム」それぞれに、窓の大きさ(大・中・小)に応じてポイントを付与します。ポイントは下の表を参照ください。1つの窓に対して、結構な額のポイントがもらえることがわります。

「グリーン住宅ポイント」窓リフォーム関連のポイント
YKKAPの内窓「プラマードU」

 もらったポイントは、「グリーン住宅ポイント」事務局が選定したさまざまな商品と交換ができますが、実はもう1つ、「窓リフォーム」と同時に行う追加工事の費用としても使えることができます。「窓リフォーム」で「窓」がきれいになると、そこに飾るカーテンやブラインドもきれいにしたくなるものです。実際に「窓リフォーム」を行った人たちは、その後にカーテンやブラインドを取り替えるケースは多いようです。「グリーン住宅ポイント制度」では、このカーテンやブラインドを追加工事としてポイントで購入することができるという、とってもうれしい仕組みになっているのです

 ここで注意したいのが、カーテンの取り付けです。「窓リフォーム」を行うと、「窓」の周辺の状態が変化します。特に「内窓設置」では、既存の「窓」の枠内に内窓を取り付けるため、少し手前側(部屋側)に窓枠がはみ出ることもあります。そのときにカーテンのことを考えないで工事してしまえば、カーテンの取り付けが上手くいかないケースが結構多くあるのです。

 こうした問題を避けるために、「窓リフォーム」については、まずはカーテン提案のプロである「カーテン買うならこのお店」登録ショップにご相談ください。多くのカーテンショップで「窓リフォーム」に対応していますし、なによりカーテンの取り付けもしっかりと考慮した、美しい「窓リフォーム」を提案してくれます。

 「グリーン住宅ポイント制度」の期限(リフォーム工事契約期限)は今年の10月31日です。ぜひともこの機会に「グリーン住宅ポイント制度」を活用し、「窓リフォーム」+カーテンで省エネ性能の高い、美しい窓辺を実現しましょう。

グリーン住宅ポイント制度について(国交省)