冬の寒い時期は「カーテン掛け替え」のタイミングです!

投稿者: | 2018年12月23日

 2018年も終わりに近づいてきました。年末年始は気持ちが切り替わる、リフレッシュできる時期です。このタイミングでカーテンの掛け替えを検討してはどうでしょうか。

実は冬の寒い時期は、カーテンを掛け替える絶好のタイミングなのです。

まずは右の図をご覧ください。冬はどうしても部屋の中が寒くなってしまいますが、その大きな原因となっているのが開口部、すなわち「窓」です。右図でも分かる通り、部屋の熱の約48%が「窓」から流出しているのです。せっかく暖房器具で暖めても、「窓」の断熱をしっかり考えておかなければ、その熱の多くが窓から逃げていってしまうのです。

「窓」の断熱性を高めるのは、何といってもカーテンをはじめとする窓装飾品です。冬対策として、厚手のカーテンを付ける、裏地をつけるといった生地での対応に加え、熱が逃げないような「リターン」という縫製スタイルも考えられます。通常の縫製スタイルは、カーテンの脇の部分がオープンになっており、そこから熱や光が漏れてしまいますが、そこを隠すように折り返して覆うのが「リターン」という縫製スタイルです。

また同様に、カーテンレールの上部も隙間が空いており、そこも熱が流出する原因となります。ここをふさぐための部材として、例えばトーソーから「カバートップ」という商品が販売されています。

断熱効果の高い「リターン」と「カバートップ」

 

この他にも、スクリーン自体に空気層を持つ、断熱性の高いハニカムスクリーンという製品が、ブラインドメーカー各社から販売されていて、これも非常に効果的です。

タチカワのハニカムスクリーン 「ブレア

 

さらには、カラーによる心理的な対策もあります。冬の寒い時期は暖色系のカラーにすると、体感温度がぐっと上がります。もし以前購入したカーテンが、夏の時期で涼やかな寒色系カラーでしたら、暖かみのある暖色系のカーテンに掛け替えるだけで気分的にも暖かくなるでしょう。

カーテン業界では、季節に応じたカーテンの掛け替えを推奨しています。冬の寒い時期にぜひご検討ください。