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価格の表示方法について

 カーテンショップの価格の表示方法は、大きく2つのタイプに分けられます。それは「割引率表示」と「自店プライス表示」です。また、最近では少し変わった表示方法として「均一プライス表示」というのも登場しています。
  これらの表示方法について解説します。

割引率表示

 「オーダーカーテン○○%OFF」という表示を見かけた人は少なくないでしょう。これが割引率表示です。メーカー希望小売価格から、表示されている割引率を値引きしてくれるというもので、もっとも一般的な販売方法といえます。カーテンについている価格表(マトリックス)は、メーカーが支給しているものを使用します。
 問題点は、実際の販売価格が分かりにくいところでしょう。

自店プライス表示

 割引率表示がメーカー希望小売価格(上代)をもとにしているのに対し、自店プライス表示とは、メーカーからの仕入れ価格(下代)から販売価格を割り出して表示する方法です。カーテンについている価格表(マトリックス)は、そのお店独自のものを作成し、使用します。
 割引率表示と比べ、販売価格が分かりやすいのが特徴です。

均一プライス表示

 カーテンは生地の種類はもちろん、使用する生地量、縫製仕様などで細かく価格が設定されているのが一般的ですが、均一プライス表示とは、そうした細かい価格設定をせずに「ワンプライス表示」や「スリープライス表示」などそのお店が決めた均一販売価格で表示する方法です。
 このような販売方法は100円ショップで有名ですが、カーテンショップにも見られるようになってきました。

価格表示方法については、何が良くて何が悪いということはありませんが、重要なのはそのカーテンが1窓いくらで購入できるのかということです。
大幅な割引率を謳うお店もありますが、単に割引率だけに惑わされず、実際の購入価格で判断することをお薦めします。

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