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プリーツスクリーンについて

プリーツは英語で「ヒダ」という意味になります。プリーツスクリーンとは、スクリーンにプリーツ加工(ヒダ加工)を施したウィンドウトリートメントです。
ロールスクリーンがスクリーンを引き下げたときにプレーン(平面的)になるのに対し、プリーツスクリーンにはギザギザのヒダが入ります。スクリーンを引き上げると、そのヒダがたたまれるように下から上がっていきます。ちょうどブラインドとロールスクリーンの中間のようなイメージです。

1.プリーツスクリーンの種類

 プリーツスクリーンの素材は、カーテン地に使われるような装飾性の高い布地が中心です。ただ、巻き乱れを防止するために、布地に張りを持たせる樹脂加工(スティフナー加工)を施しますので、伸縮の著しい生地や厚手の生地、極端に凹凸のある生地はあまり向いていません。
ポリエステル繊維を使った生地が圧倒的に多く、ウォッシャブルや遮光といった機能性の高い生地も多数あります。
布地の他に、木や竹を使用した「すだれ」タイプの和風テイストのものもあります。  
※写真は遮光生地のロールスクリーン

■シングルスタイル

 プリーツスクリーンの標準的なスタイルです。プリーツスクリーン独特の生地の質感を存分に楽しめます。

■ダブルスタイル

シャープシェード 透明感のある生地と不透明な生地を上下に配置したスタイルです。レースカーテンを組み合わせたように1台で2役の機能を持ちます。シングルスタイルでは難しい微妙な採光の調節が可能です。

2.プリーツスクリーンの素材

プリーツスクリーンでは、和紙を思わせる薄手の生地が多く使われます。実際にはポリエステル繊維などの化学繊維が用いられており、色や柄などバリエーションは大変豊富です。ウォッシャブル、遮光性などの機能が付加された生地も使われています。

3.プリーツスクリーンの操作方式

プリーツスクリーンの操作方式には「コード式」「ドラム式」「電動式」の3種類があります。ツインスタイルについては、開閉操作のほかに厚手と薄手の生地を仕切る中間のバーの操作が加わります。

■コード式

 コード式は、スクリーンの下部までつながるコードを、直接引っ張ることで引き上がるシステムです。任意の位置でストッパーをかけると止まり、解除すれば自重でまた下がりはじめます。シンプルなメカニズムなので比較的安価です。

■ドラム式

 ドラム式は、スクリーン上部中央に設置されたドラムで、コードを巻き取るように引っ張ります。均等に引っ張ることができ、スムーズな昇降が可能です。
手前のコードを引くとスクリーンが巻き上がり、奥のコードを引くと下降します。

■電動式

 小型モーターを内蔵し、リモコンでスクリーンを上下させるタイプです。

■ツインスタイルの操作方式

 本体の昇降はドラム式、厚手と薄手の生地を仕切る中間のバーの操作はコード式になっています。昇降装置は、中間のバーが最上部にある場合に行えます。

4.その他のウィンドウトリートメント

カーテン
ローマンシェード
ブラインド
ロールスクリーン
カーテンレール

 
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